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金正日が揚州に到着するまでの2泊3日間で、ホテルに宿泊を行わずに3000kmの強行軍を行っており、注目を集めている。一部では、対外的に健康の回復をアピールするためだと言われている。

訪中初日の20日は、黒龍江省牡丹江市で宿泊するとの予想を覆し、特別列車で移動を開始し、12時間の夜間移動の末、21日午前8時頃に吉林省長春に到着した。

長春到着後は自動車工場を視察し、その後に南湖ホテルで食事を取り、即座に出発した。

午後2時過ぎに長春を出発した特別列車は、遼寧省瀋陽を経過し、22日午後7時50分に江蘇省揚州に到着し、30時間も継続して走った。

2008年8月に脳卒中で倒れた金正日は、術後はかなり衰弱して見えたが、最近北朝鮮メディアで公開された写真では、肉付きも良くなり、健康を回復した姿を見せていた。

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今月14日に平安北道のクジャン養魚場の現地視察をした際には、シークレットブーツを履き健康を取り戻した姿を見せた。

今回の無泊移動は、健康復活を積極的にアピールし、朝鮮半島情勢に関連する不確実性を解消する目的があり、また、後継体制の構築を推進するという意志を表したと受け止められる。

韓国政府当局者は「特別列車がいくら快適だとしても、70歳の高齢者には厳しくないはずがない。今回の訪中で健康をアピールするつもりだ」と話した。

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しかし、金正日が滞在したホテルには、中国側が用意した救急車が待機しているのが目撃されている。

また、特急列車には医療スタッフと医療機器が備えられるなど、突然の事態への万全な対応が出来ている。