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北朝鮮国営の朝鮮中央通信は9日、北朝鮮は韓国との対南事業を対敵活動に転換し、同日正午をもって南北間のすべての通信連絡線を遮断すると報じた。

同通信は、韓国の脱北者団体が金正恩体制を非難するビラを北に向けて散布してきたことを巡り、韓国政府が「人間のくずの反朝鮮敵対行為を黙認して北南関係を破局的な終着点に追い込んできた」と指摘。ビラで「最高尊厳(金正恩党委員長)」が非難されたことについて、「許しや機会などあり得ない。必ず代償を払わせる」と強調した。

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そのうえで「見れば見るほど幻滅だけをそそる南朝鮮当局(韓国政府)とこれ以上、対座することも、論議する問題もないという結論に到達した」と宣言。

8日に開かれた対南事業部署の活動総括会議で、朝鮮労働党の金英哲(キム・ヨンチョル)副委員長と金与正(キム・ヨジョン)第1副部長が「対南事業を徹底的に対敵活動に転換すべきであるという点を強調し、裏切り者と人間のくずが働いた罪の代価を正確に計算するための段階別対敵活動計画を審議し、まず先に北南間の全ての通信連絡線を完全に遮断することに関する指示を与えた」と明らかにした。

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そして、「9日12時から北南共同連絡事務所を通じて維持してきた北南当局間の通信連絡線、北南軍部間の東・西海通信連絡線、北南通信試験連絡線、朝鮮労働党中央委員会本部庁舎と青瓦台間の直通通信連絡線を完全に遮断、廃棄することになる」と通告。

この措置は「南朝鮮の連中との一切の接触テコを完全に閉鎖し、不要なものをなくすことにした第一段階の行動である」と述べた。