北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は22日、青年らに対する教育活動を強化すべきと強調する社説を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
北朝鮮で韓流ドラマをはじめとする海外文化が流入するなか、青年らに対して思想・文化的に締め付けを図りながら、金正恩党委員長が打ち出した経済戦略「正面突破戦」へ呼びかける狙いがあると見られる。
社説は、「青年をいかに教育し、準備させるかというところに党と革命の運命、国と民族の興亡盛衰がかかっている」と指摘した。
また、「青年が革命の各年代に党の権威を先頭に立って擁護し、党の呼び掛けに応えて不滅の英雄叙事詩をつづってきたのは、朝鮮労働党の青年重視思想と指導の立派な結実である」と述べた。
そのうえで、「社会主義建設の各部門で勝利の活路を切り開いていかなければならないこんにちの革命的進軍でも先鋒隊、突撃隊になるべき主人公は他ならぬわが青年である」と強調した。