北朝鮮で農作業が始まる5月、子ども達は「田植え戦闘」にかり出され、苦しい1ヶ月を過ごさなければならない。
北朝鮮で、青少年は春に30日、夏に30日、秋に45日間、農村支援に動員される。この期間、学生たちは学校にも行かずに家族から離れて、協同農場で農作業をしなければならない。中学校3学年から大学を卒業するまでだ。
春の主な作業はトウモロコシや稲苗床作り、肥料まき、田植えなど、成人と同じように朝9時から夕方5、6時ぐらいまで農作業をする。
ヒルに噛まれながらの辛い農作業
また、学校、学級、個人別にノルマが割当てられる、達成できなかった場合、他の単位(グループ)が埋め合わせをするなど仕事量がより増える。