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北朝鮮が、ついに国内での新型コロナウイルス感染者の発生を認めたとの情報が出ている。

米政府系のラジオ・フリー・アジア(RFA)は17日、北朝鮮当局者が一般国民を対象にした講演で、国内3カ所で新型コロナウイルスの感染者が発生したことを認めたと伝えた。

「処刑」でも防げず

北朝鮮は現在まで、対外的には「国内の感染者はゼロ」であるとする立場を取り続けている。RFAの報道が事実なら、北朝鮮は近く、対外的にも感染者の発生を認めるかもしれない。そうすれば、すでに感染症対策での助力を申し出ている米国など国際社会から、支援を受け取ることができるからだ。

北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の妹である金与正(キム・ヨジョン)党中央委員会第1副部長は先月22日に発表した談話で、トランプ米大統領が金正恩氏に親書を送り、ウイルス感染症に対する防疫問題で協力を申し出たことを明らかにしている。

北朝鮮の北部・両江道(リャンガンド)の住民はRFAに対し、3月末に各職場や人民班(町内会)ごとに「元帥様の方針貫徹のために新型コロナ防疫事業にひとつになって取り組もう」と題した講演会が行われ、講師を務めた当局者が「朝鮮は最もすぐれた社会主義医療保健制度のおかげで、全世界的に感染者が最も少ない」としつつ、「感染者が発生したのは平壌市と黄海南道(ファンヘナムド)、咸鏡北道(ハムギョンブクト)3カ所だけだ」と強調したと伝えた。平壌の住民も同様の証言をしている。

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両江道の住民の証言によれば、講師はまた「住民たちが新型コロナウイルスに対する党の防疫指針をまともに守らず、人民経済に甚大なダメージをもたらした」と述べたという。

北朝鮮は新型コロナウイルス対策として最も過激な行動制限を行っており、規則違反が発覚した感染者が処刑されたとの情報もある。実際、北朝鮮は体制の危機を迎えるたびに恐怖政治を強化し、国民の反発をけん制してきた。

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ただ近年、北朝鮮の人権侵害が国際的な注目を集めていることもあり、恐怖政治も1990年代ほどではないとも言われる。そのような「緩み」から、防疫指針を徹底できていない可能性がある。

またこの住民はRFAに対し、「わが国の地図で見ると、咸鏡北道はいちばん上に、黄海南道はいちばん下の方にあり、平壌はちょうどその中間だ。それなのに、これら3カ所でだけ感染者が出たという話を信じられるか。北端から南端までウイルスが広がったなら、すでに全国に拡散しているのだろう」との見方を語っている。

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