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25日、韓国の国会憲政記念館で第8回北朝鮮自由週間の一環で『北朝鮮政治犯収容所実態迄I証言集会』が開催された。集会では、北朝鮮当局が20万人以上の政治犯収容所収監者を虐殺し埋めるための穴を掘っているという主張が出てきた。

集会に参加した北朝鮮政治犯収容所解体を目指すNGO『ノー・ノフェンス(No Fence)』の宋充復(ソン・ユンボク)事務局長は、「北朝鮮は、収容所に関する証言が出てくれば自分たちをより不利な状況にすることから、大量虐殺を準備している。韓国や米国が北朝鮮を占領するなどの状況が起これば、20万人以上の収容所収監者を虐殺し埋めるためのトンネルを作っている」と明らかにした。

宋事務局長は、「韓国をはじめとする周辺国は北朝鮮が収容所収監者を大量虐殺させないように、今から圧迫を加えるべきだ。このまま政治犯収容所の存在を放置すればドイツのホロコーストのような状況が繰り返される」と強調。

18号北倉(プクチャン)収容所で28年間収監されたキム・ヘスク氏は「13才の時に、理由も分からず収容所に入れられた。北朝鮮自体が食糧難のために収監者中の半分が栄養失調だ。私が収監されている時より、さらに多くの人々が死んでいるだろう」と話した。

14号价川(ケチョン)収容所で収監されたシン・ドンヒョク氏は「1984年度に両親の表彰結婚のために収容所で生まれだ。生まれた瞬間から収監者として生きなければならなかった」と証言した。

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シン氏は引き続き「収容所を脱出後、自由に話すことができ、笑えて、警察に挨拶しなくてもいい北朝鮮社会が天国のようだった。しかし、その北朝鮮社会すら韓国に来てからは地獄だと思うようになった。収容所では、金日成、金正日に対する称賛すらない」と説明する。

北朝鮮自由週間に設定されている1週間の間、ソウルでは『北朝鮮人権写真展』『6・25(朝鮮戦争)時に北へ拉致された人写真資料展示会』『北朝鮮自由のためのソウル大集会』などの行事が開催される予定。