同通信の報道全文は次のとおり。
朝鮮労働党中央委政治局会議
【平壌4月12日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党中央委員会政治局会議が4月11日、党中央委員会の本部庁舎で行われた。
朝鮮労働党委員長で朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長、朝鮮民主主義人民共和国武力最高司令官であるわが党と国家、武力の最高指導者金正恩同志が、政治局会議に参加した。
政治局会議には、朝鮮労働党中央委員会の政治局委員、委員候補が参加した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面党中央委員会政治局の委任によって、金正恩党委員長が会議を司会した。
会議では、朝鮮労働党中央委員会政治局会議の議案が決定された。
1.世界的な大流行伝染病に対処してわが人民の生命安全を保護するための国家的対策をいっそう徹底的に立てることについて
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面2.チュチェ108(2019)年国家予算執行状況とチュチェ109(2020)年国家予算について
3.最高人民会議第14期第3回会議に提出する幹部問題について
4.組織問題について
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面政治局会議では、第1の議案が討議された。
第1の議案に対する報告が行われた。
全国の人民は、党中央委員会第7期第5回総会の決定を体して党創立75周年に向けた力強い突撃闘争を繰り広げて経済建設と重要建設で貴重な成果を収めている。
しかし、昨年末に発生したウイルス伝染病が世界的に急激に拡散して国境と大陸を横断する全人類的な大災難に広がっている現実はウイルス感染の危険が短期間に解消されるのは不可能であり、したがってこのような環境はわれわれの闘争と前進にも一定の障害をきたす条件になりうる。
わが国では、初期から水も漏らさぬ超特急非常防疫措置を稼動させて全国的に防御的対策での徹底的な組織性と一致性、義務性を保障することで、非常に安定的な防疫形勢を維持している。
政治局会議では、世界的な大流行伝染病の持続的な拡散推移に対処して、ウイルスの流入を徹底的に遮断するための国家的な対策を引き続き厳格に実施することについて強調した。
政治局会議では、現在の対内外環境から出発して党中央委員会第7期第5回総会の決定貫徹のための活動で一部の政策的課題を調整し、変更することに関する対策的問題を研究して討議した。
政治局会議では、朝鮮労働党中央委員会、朝鮮民主主義人民共和国国務委員会、朝鮮民主主義人民共和国内閣の共同決定書「世界的な大流行伝染病に対処してわが人民の生命安全を保護するための国家的対策をいっそう徹底的に立てるために」を採択した。
共同決定書には、国家的な非常防疫活動を引き続き強化するとともに、今年の経済建設と国防力強化、人民生活安定のための具体的な目標と党、政権機関、勤労者団体、武力機関をはじめ、各部門、各単位の闘争課題と方途が明示されている。
政治局会議では、第2の議案である最高人民会議第14期第3回会議に提出する「チュチェ108(2019)年国家予算執行状況とチュチェ109(2020)年国家予算について」を研究して承認した。
政治局会議では、第3の議案「最高人民会議第14期第3回会議に提出する幹部問題について」を審議して承認した。
政治局会議では、第4の議案である組織問題を討議した。
党中央委員会の政治局委員、委員候補を補欠選挙した。
朴正天同志を党中央委員会政治局委員に補欠選挙した。
李善権同志、金與正同志を党中央委員会政治局委員候補に補欠選挙した。
党中央委員会の委員、委員候補を召還および補欠選挙した。
リ・テイル同志、李善権同志、チョン・ハクチョル同志、キム・チョル同志を党中央委員会委員候補から委員に、朴明順同志を党中央検査委員会委員から党中央委員会委員に補欠選挙した。
キム・ジョンナム同志、リ・ソンハク同志、チョン・ミョンシク同志、シン・チャンイル同志、チャン・ヨンロク同志、キム・スンチョル同志を党中央委員会委員候補に補欠選挙した。
党中央検査委員会の委員を召還および補欠選挙した。
パク・ヨンジン同志を党中央検査委員会委員に補欠選挙した。
党中央委員会検閲委員会の委員を召還および補欠選挙した。
リ・ギョンチョル同志、ウォン・ヒョンギル同志を党中央委員会検閲委員会委員に補欠選挙した。
金正恩委員長は、政治局会議で共同決定書を採択して重要かつ新しい政策と課題を提示したことに合わせて各級党組織と幹部、党員がいっそう覚醒(かくせい)し、奮発して党中央の政策的方針を貫徹するための強烈な革命熱風を起こしていくことについて強調した。
金正恩委員長の指導の下で行われた朝鮮労働党中央委員会政治局会議は、現時期、わが革命の前に提起された重要な問題を適時に、正確に解決するための現実的な課題を提示したことで、朝鮮式社会主義の前進活路を力強く開くうえで重要な契機となる。---