「金平日が中心だった私的組織の名前は不明だったが、『烽火組』と似たような性質だった。金平日はこのグループの中心で活動したが、『分枝』として外国に行かざるをえなくなった。一方、呉日晶は、別の道を歩んで立場を変え、現在の朝鮮人民軍上将の地位にまで上った」と説明した。
中国にも共産党高級幹部子弟で構成された「太子党」というグループがあるが、「烽火組」も同じような性質と見られる。このグループは、金正恩氏の権力絶対化が自分たちの未来にも関わってくることから「呉越同舟」、運命共同体として行動するだろう。今後も、彼らは党と軍、外貨稼ぎ機関などで勢力を拡大すると見られる。