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北朝鮮軍当局は最近、海軍に対し、韓国への浸透を想定した合同訓練を実施し、その完成度を点検するよう指示を下したという。

北朝鮮軍内の消息筋は12日、韓国デイリーNKの取材に対し、軍当局は昨年12月1日から開始された冬季訓練を総括するために今月の第3週まで訓練判定を行っていると伝えた。また今回、「対南浸透」を想定して訓練を行ってきた海軍は訓練判定に備え、平安北道(ピョンアンブクト)の塩州(ヨムジュ)郡を本拠地とする第12戦隊のホバークラフト20隻を、第8戦隊が管轄する黄海南道(ファンヘナムド)の甕津(オンジュ)郡一帯に前進配置したという。

さらに、対南浸透戦力の中心をなす第11戦隊(黄海南道(ファンヘナムド)クァイル郡)の潜水艦・潜水艇30隻も、米韓連合軍の海上監視網をすり抜けて水中を南進し、特殊部隊を上陸させる訓練のため待機中だとした。

また、海軍は地上および海上での砲撃訓練の訓練判定を20日に行う予定だという。実施区域は言及されていないが、敢えて韓国に近い海域で行うことで、米韓に対し軍事的な圧迫を与える可能性がある。

北朝鮮は昨年、非核化や制裁緩和などを巡る対米交渉の期限を年末までに一方的に設定。米国との調整が不調に終わったことを受けて、新たな軍事示威を行うことを示唆していた。その後、新型コロナウイルス問題の発生などもあり、核実験や大陸間弾道ミサイル発射などの動きは見られないが、米韓が感染症を警戒して合同軍事演習の実施を見送る中、短距離弾道ミサイルと見られる飛翔体を発射するなどして、徐々に軍事行動のレベルを上げてきている。

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