人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

同通信の報道全文は次のとおり。

朝鮮労働党中央委政治局拡大会議

【平壌2月29日発朝鮮中央通信】朝鮮労働党中央委員会政治局拡大会議が行われた。

朝鮮労働党委員長で朝鮮民主主義人民共和国国務委員会委員長、朝鮮民主主義人民共和国武力最高司令官である朝鮮労働党と国家、武力の最高指導者金正恩同志が、朝鮮労働党中央委員会政治局拡大会議を指導した。

労働党政治局拡大会議を指導した金正恩氏(2020年2月29日付朝鮮中央通信より)
労働党政治局拡大会議を指導した金正恩氏(2020年2月29日付朝鮮中央通信より)

政治局拡大会議には、朝鮮労働党中央委員会の政治局委員と委員候補が参加した。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

党中央委員会とその他の単位の活動家が、オブザーバーとして出席した。

党中央委員会政治局の委任によって、金正恩委員長が会議を運営、執行した。

政治局拡大会議では、革命発展の要請に即して党建設と党活動で人民大衆第一主義を徹底的に具現し、党の隊列と戦闘力を不断に強化するための原則的問題と当面の政治、軍事、経済の課題を正確に遂行するための方途的問題、世界的に急速に伝播しているウイルス伝染病を防ぐための超特急防疫措置を講じて厳格に実施することに関する問題が深く討議された。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

また、党中央委員会の幹部と党幹部養成機関の活動家の中で発露した非党的行為と権勢、特権、官僚主義、不正腐敗行為が集中的に批判され、その厳重さと悪結果が辛辣(しんらつ)に分析された。

金正恩委員長は、上程された問題に対する党中央の分析と立場について宣明し、現れた非党的、反人民的、反社会主義的行為に強い打撃を加えた後、全ての党活動家と党組織が今回の事件から深刻な教訓をくみ取って自分自身と自分の単位を革命的に絶えず鍛練するために努め、党活動で新しい転換をもたらしていくことについて強調した。

党中央委員会政治局は、党中央委員会の李萬建、朴太徳の両副委員長を現職から解任した。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

政治局拡大会議では、不正腐敗現象を発露させた党幹部養成拠点の党委員会を解散し、当該の処罰を適用することに関する決定を採択した。

政治局拡大会議では、世界的に急速に伝播しているウイルス伝染病を防ぐための国家的な超特急防疫措置をより徹底的に講じて厳格に実施するうえで提起される問題に対する討議が行われた。

金正恩委員長は、取り留めようもなく拡散しているこの伝染病がわが国に流入する場合に招かれる悪結果は深刻であろうと述べ、このウイルス感染症の伝播速度がきわめて速く、潜伏期も不確定的で正確な伝播ルートに対する科学的解明が不十分な状況で、わが党と政府が初期から強力に施行した措置は最も確固たるもので信頼性の高い先制的かつ決定的な防御対策であったということについて語った。

国家的な非常防疫に関する法を修正、補完し、国家危機管理規定を整然と再整備することが緊急課題であると述べ、最高人民会議常任委員会と内閣をはじめ関連機関は伝染病事態を受けて、現在講じられた先制的で強力な水準の防疫的対策の経験に基づいて早急にわが国の防疫力量をいっそう強め、防疫手段とシステム、法を補完するための事業を積極的に押し進めることについて強調した。

政治局拡大会議では、伝染病の流入と伝播を科学的でありながらも、先制的かつ封鎖的に防ぐための対策的問題が討議された。

金正恩委員長は、国家防疫システムの中でいかなる特殊も許容してはならないと述べ、非常防疫活動に関する中央指揮部の指揮と統制に国の全ての部門、全ての単位が無条件絶対服従して徹底的に執行する厳しい規律を確立し、これに対する党的掌握報告と法的監視をより強めることについて強調した。

内閣と中央非常防疫指揮部では、すでに立てられた活動システムと秩序通りに伝染病が流入しうる全てのルートと隙を完全封鎖するとともに、検病、検査、検疫活動を強めることについて指示した。

政治局拡大会議では、現在の形勢と条件に合わせて経済組織活動と防疫活動を綿密に行って、今年の闘争目標を間違いなく遂行し、人民の生命の安全を徹底的に守ることに関する問題が強調された。

金正恩委員長は、各級党組織が党中央の思想を正しく認識して行動実践に移すことが重要であると述べ、内閣と各経済機関が現状況に合わせて経済作戦と指揮を実現するように党的に力強く後押しすることについて強調した。

金正恩委員長は、われわれが取る防疫措置は単なる防疫活動ではなく、人民防衛の重大な国家的活動であり、党中央委員会の重い責任であると述べ、みんなが党中央の決定と指示を貫徹して国家の安全と人民の生命の安全保障に総力を集中することについて強調した。

政治局拡大会議では、人民の生活上の便利を最優先視するわが党の建設政策の要求に即して、平壌市と地方の住宅建設を促すための対策的問題が討議された。

政治局拡大会議では、組織問題が取り扱われた。

平壌市党委員長にキム・ヨンファン氏が、両江道党委員長にリ・テイル氏が、開城市党委員長にチャン・ヨンロク氏が任命された。---