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統一部が7月の国際オリンピック委員会(IOC)の総会で、北朝鮮が江原道ピョンチャンの2014年冬期オリンピック誘致を支持したという理由で、南北協力基金から4億ウォンを支援したという疑惑が出ている。

ハンナラ党のキム・ドクリョン議員は17日、国会の統一外交通商委員会の統一部国政監査で、”ピョンチャンの冬期オリンピック誘致に関して、南北協力基金4億700万ウォンが支援された”と述べ、”オリンピックの誘致に関して、協力基金が支援された理由は何か”と質疑した。

統一部のヤン・チャンソク社会文化交流本部長はこれに対して、”江原道と北側が、ピョンチャンの誘致を北側が支援する合意書を採択したが、その延長線上で(北朝鮮の)三池淵氷上競技施設を建てることに対して支援したもの”と言った。

これに対し、’北朝鮮のピョンチャンの誘致の支持と、北朝鮮の氷上施設の支援にどんな関係があるのか。北朝鮮の支持による補償なのか’とキム議員が再び指摘すると、”北朝鮮の冬季スポーツの発展のために、相互協力のレベルで江原道が北側とそのように合意した”とヤン本部長は明かした。

江原道は去年の11月に北側と’北朝鮮の2014冬期オリンピック、ピョンチャン誘致の支持及び協力’に合意し、これと別途に南北冬季スポーツ協力のレベルで北朝鮮の氷上施設の支援に合意したと伝えられた。

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これと関連し、統一部の当局者は”江原道は今年上半期に、北朝鮮の三池淵氷上競技場の改善補修のために、協力基金から4億700万ウォンの支援を受けて、9億ウォン相当の資材と装備を北側に提供した”と明らかにした。