人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

2007南北首脳会談以後初めて、南北離散家族の再会行事が17日~22日に金剛山で行われる。だが、今回の行事には国軍捕虜と拉致被害者家族など、特殊離散家族の家族の再会は一件も含まれていないことが明らかになった。

ハンナラ党のパク・ヒョンジュン代弁人は16日の論評で、“今回の措置は明らかな後退”と言い、“国軍捕虜と拉致被害者問題は、飢えている北朝鮮の住民に対する人道支援と共に、最優先に解決しなければならない事案”と語った。

朝鮮戦争拉北者家族協議会のイ・ミイル会長も、政府の拉致被害者問題の解決の姿勢を強く批判した。

イ会長は“この間、離散家族のレベルで行ってきた拉致被害者家族の問題の解決は、根本的な解決策ではなかった。政府が別の方案を用意する必要がある”と言い、“政府は拉致被害者問題を解決できないと話した方がむしろよい”と語った。

統一部はこれに関して、特殊離散家族20人について、北側に生死の確認を依頼したが、北側が19人は確認不可煤A1人は死亡と知らせてきたと明らかにした。

人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面

今回の首脳会談で人道的事案に対する何の進展もなかったことも、こうした再会の霧散の要因になったという指摘が出ている。

今回行われる第16回南北離散家族再会行事は、1回目が17日から19日まで、北側の家族97人が南側の家族400人に会った後、20日から22日まで南側の家族94人が北側の家族約250人に会う予定。