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北朝鮮当局がリビア在住の外貨を稼ぐ職員達に帰国禁止の指示を出していることが分かった。

北朝鮮内部の消息筋は、聯合ニュースを通じて「北朝鮮当局がリビアで外貨稼ぎをする北朝鮮人に帰国を許可しない指示を与えた。リビア事態の情報が北朝鮮内部に流入するのを警戒したためだ」と話した。

消息筋によると、「リビアで内戦が起きるやいなや、すべての国家は自国民の安全を考慮してリビア在住民を帰国させた。しかし、北朝鮮だけはリビア在住の外貨稼ぎ職員を帰国させないようにした」と伝えた。

北朝鮮当局がリビア駐在北朝鮮大使館に送った指示文によると、現地ではリビア当局の措置に従うようにとの内容が含まれいることも判明。現在のリビア地方都市には医師、看護師、建設労働者などをはじめ、北朝鮮人は約200人が共同生活をしていると伝えられた。

サウジアラビア、クウェート、アラブ首長国連邦などの中東国家に派遣されている外貨稼ぎの職員も当分は帰国が困難との見方がある。

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6日にはリビア西部のミスラータで、NATO軍の爆撃で重傷を負った北朝鮮医師夫婦が北朝鮮当局の入国拒否の措置により現地で待機中に被害に遭った。

一方、北朝鮮は北アフリカ、中東の民主化運動の影響を遮断するために、リビア駐在の北朝鮮人に対して帰国禁止措置とともにコンピュータや携帯電話などの各種IT機器について規制していることも分かった。