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戯曲を元にした映画版は1972年に金正日の指示によって制作された。ヨーロッパでも代表的な映画祭のひとつであるチェコのカルロヴィヴァリ国際映画祭(第18回)にも出品され特別賞を受けるなど、まさに北朝鮮が誇る映画の一つだ。

ストーリーは、貧しい娘コップニが日帝の植民地当時を背景に、悪徳地主階級に搾取され酷い仕打ちを受けるなかで「革命のみが生きる道」と目覚める。根底にはプロパガンダがあるものの、偶像化がそれほど確立していなかったせいか金日成氏も登場せず、北朝鮮独特の映画としては純粋に見応えがある。

朝鮮画報の解説によると「『花を売る乙女』は、1920年代の末から1930年代のはじめにいたるチョソンの現実、国を奪われた人民の民族的受難と地主、資本家階級の横暴と抑圧と搾取のもとに虐げられる人々の悲惨な生活を芸術的に描きながら、敬愛する首領キム・イルソン主席が提示した革命の必然性にかんする偉大な真理を実践している」とのことだ。