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同通信の報道全文は次のとおり。

罪悪に満ちた過去は絶対に覆い隠せない 朝鮮中央通信社論評

【平壌1月8日発朝鮮中央通信】日本の過去の性奴隷犯罪を告発する証拠資料が、次々とあらわになっている。

昨年末、日本の東京都新宿区にある「女性の戦争と平和資料館」は旧日本軍が性奴隷女性たちを監禁していた場所を表示した地図を10年ぶりに改正してウェブサイトを通じて公開した。

各国で発見された公文書資料などに基づいて作成された地図には、23の国・地域に関する数千資料が反映されている。

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日本のある大学の教授は、今まで特定の国・地域に対する調査研究資料はあったが、今回作成した地図は旧日本軍が占領したアジア太平洋地域全体の「慰安所」資料を収集、整理したすごいものだと述べ、実態を解明する上で基礎になるだろうと評した。

これは、日本の性奴隷犯罪は絶対に覆い隠せない厳然たる歴史的事実であり、歳月が流れるほど犯罪の真面目がさらにことごとく、明白に解明されていることを示している。

周知のごとく、日帝がアジアの「盟主」になってみようとする野望の下で20世紀に侵略戦争を繰り広げて働いた性奴隷犯罪は政府と軍部によって国家的・組織的に、系統的に強行された古今東西にあったことのない特大型の反人倫犯罪であった。

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日帝は、極度に腐敗、堕落した「皇軍」の動物的欲望を満足させるために朝鮮、中国、フィリピン、タイ、ベトナム、マレーシア、インドネシアなど、多くのアジア諸国の女性と欧州の女性まで侵略の戦場に連れて行きながら人間として、女性としての彼女らの尊厳と権利を無残に蹂躙(じゅうりん)した。

特に、性奴隷の主要補給地、源泉地として朝鮮を定めた日本は乙女はもちろん、夫と子息のある女性、はては11歳の未成年少女まで、合わせて20万に及ぶ朝鮮女性を拉致、誘拐してさまざまな恥辱を与え、証拠隠滅のために集団虐殺する鬼畜のような蛮行もためらわなかった。

にもかかわらず、日本の反動層は被害生存者らの証言と犯罪に加担した者らの自白、絶えず発見される関連文書などで論駁(ろんばく)する余地もない犯罪の歴史をずうずうしくも強く否認している。

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はては、性奴隷被害者を「売春婦」「金を願っての自発的行動」などに冒とくしたあげく、「日本軍性奴隷」という表現さえ使用すべきでないと「外交青書」に明記する域にまで至った。

日本が過去の侵略犯罪をあくまでも否定し、正当化する政治的詐欺行為にしつこく執着しているのは、過去清算の法的・道徳的義務を投げ捨てて歴史のドブに押し込まれた「大東亜共栄圏」の昔の夢を実現するための軍国主義精神的基礎を固めるためである。

しかし、それは愚かな妄想にすぎない。

日本反動層の過去犯罪否定策動は、戦犯国である日本に対する世界の警戒と憎悪の目だけをさらに鋭くさせるであろう。

日本当局は、破廉恥な策動に執着し続ける限り、いつまでも世人の信義を得られなくなるばかりか、列島全体を凄惨な滅亡の道へ導くようになるということを悟って今からでも正しい道を選択しなければならない。

その選択の初の順序は、過去清算である。---