北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は19日、資本主義社会で女性の人権が侵害されているのは必然的だとする署名入りの論説を掲載した。朝鮮中央通信が伝えた。
論説は、「西側政客の極めて反動的かつ反人民的な思考観点、統治方式は資本主義国の根深い病弊である社会的不平等、女性差別をいっそう深化させる根源となっている」と指摘した。
また、「数多くの女性が商品化されて人身売買のいけにえになっている」とし、「女性にとって家庭が幸福の揺らんではなく、地獄になっているのが人倫と人間生活の初歩的な法度まで踏みにじられた資本主義社会である」と述べた。
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そのうえで、「腐敗した資本主義社会で女性が生きるあてもなくて自分の手で子息を殺すかとすれば、花のような幼い子息と共に自殺する事件が続発している」と強調した。
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