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告白を聞いた夫Aは激怒し、「義兄Dを殺さなければ家庭を守れない」と考え、犯行を計画した。

今年9月、Aは義兄夫婦を招待して食事会を催した。Aは、義兄Dのスープ皿に殺鼠剤(ネズミ捕りの薬)を入れた。それを飲んだDは、食事の後に急に腹痛を訴え、病院に運ばれたが、口から泡を吹いて倒れ死亡した。

これに疑問をいだいた義姉Cが保安署に捜査を依頼した。保安署は食事会に参加した全員を取り調べた結果、Aの犯行が明らかになったというものだ。

北朝鮮では殺人に対して死刑が宣告されることが多いが、裁判所は今月初め、義兄Dの悪行を認めつつも、計画的な犯行であるとして、Aに対して死刑ではなく無期懲役刑を言い渡した。

(参考記事:被害者9人の連続レイピスト「いつも通りのやり方」で公開銃殺