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同通信の報道全文は次のとおり。

時代と歴史の流れに対する挑戦は容認されない 朝鮮中央通信社論評

【平壌12月4日発朝鮮中央通信】世界の多くの国が、過去に犯した過ちに対して謝罪と反省をしている。

今年に入って、英国がエチオピアに文化遺物を返還し、ドイツがイタリアで働いたナチス部隊の民間人虐殺蛮行に対して公式謝罪したし、先日はフランスが19世紀にセネガルで略奪した文化財を返還した。

これは、罪悪の轍(てつ)を踏まないというこれらの国の意志の発現であると同時に、過去問題の解決で国家間の和解と新たな関係発展を図っていく現国際的流れを反映したものである。

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しかし、地球上にはそれに歩調を合わせるどころか、正反対に向かう厚顔無恥な国がある。

他ならぬ、日本である。

今、日本は朝鮮人民とアジア諸国の人民、人類に働いたおびただしい罪悪に対する認定と謝罪、賠償を拒否している。

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日本の過去史は、侵略と戦争、略奪と殺りくで塗られた罪悪の歴史である。

特に、20世紀の初め、朝鮮の国権を強奪し、莫大な天然資源と貴重な文化財宝を略奪し、破壊した島国の罪科は古今東西に類がない。

日本の文化財略奪行為は、わが国を占領する以前から強行され、40余年間の植民地ファッショ的支配の期間にいっそう本格化した。

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開城にある景孝王陵(高麗31代王の王陵)を爆破し、荷車10余台分の遺物を盗んだことをはじめ、日帝は朝鮮占領期間にわが民族が数千年間創造し、保存してきた貴重な遺物を手当たり次第に日本へ持ち帰ったし、持っていけないものは全部破壊した。

今、東京の上野博物館には「朝鮮統監府」の初代統監であった伊藤博文が略奪していった朝鮮文化財が数百点も陳列されている。

東京国立博物館をはじめとする大小の博物館と大学、寺院に陶磁器、金属工芸品、螺鈿工芸品、仏像、絵画、図書、活字など、朝鮮の文化遺物が展示、または保管されている。

個人所有物となったものまで全部合わせれば、数十万点に及ぶという。

日帝の朝鮮文化財略奪行為は単に、個人による財産略奪ではなく、官権と軍権の総発動の下に朝鮮民族を完全に抹殺する目的の下で強行された特大型国家犯罪行為であり、国際法にも徹底的に違反する許せない国際犯罪である。

しかし、日本は敗北後70年余りの歳月が流れたこんにちまでも、文化遺物強奪をはじめ過去に働いた醜悪な蛮行に対する何の罪意識さえ感じず、それを全面否定し、美化、粉飾している。

それにも満足せず、報復主義的再侵略野望で血をたぎらせ、軍国主義復活策動に狂奔している。

日本が汚らわしい過去をあくまでも抱えて責任を回避するほど、骨身にしみる苦痛と傷を持って生きるわが人民をはじめとする人類の対日敵がい心は倍加されている。

日本は、時代と歴史の流れに挑戦する愚かな行為をやめ、直ちに過去清算に乗り出すべきである。---