同通信の報道全文は次のとおり。
「労働新聞」 資本主義には前途がない
【平壌12月1日発朝鮮中央通信】1日付けの「労働新聞」は署名入りの論説で、西側の政客とその御用ラッパ手が機会あるたびに資本主義こそ持続的な発展と繁栄を成し遂げられる「標本」であるといくら美化、粉飾しても、その滅亡を促進する致命的な病弊を覆い隠せないと暴いた。
同紙は、貧富の差と失業、道徳的腐敗などは資本主義が抱えている悪性腫瘍であり、資本主義の運命は西山に傾いているとし、次のように指摘した。
資本主義社会で貧富の差と失業、道徳的腐敗は一般の現象ではなく、その一つ一つが資本主義制度の根元を揺り動かす致命的なものとなっている。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面経済成長の「モデル」、「現代文明のモデル」と自称しながら生存してきた資本主義は窮地に至った。
富める者はますます富み、貧しき者はますます貧しくなること、道徳的腐敗、社会的分裂、大衆の不満、これが深刻になり、大きくなるだけなって資本主義は自己爆発の危機に直面した。
慌てふためいた西側が脈をとってみながら対策を講じると騒ぎ立てているが、特別な処方もなく、また何をもってしても衰退没落の道へ突っ走る資本主義を逆戻りさせることができない。---