同通信の報道全文は次のとおり。
敵対と対決で得るのは破滅と災難だけだ 朝鮮中央通信社論評
【平壌11月19日発朝鮮中央通信】最近、日本の航空「自衛隊」が愛知県のある公園で地上配備型迎撃ミサイルシステム「パトリオット」の機動展開訓練を行い、それを報道陣に公開した。
去る10月にも、誰それの「ミサイル脅威に対処する」との美名の下に東京都心と防衛省の垣根の中では迎撃ミサイルシステムの移動展開訓練がヒステリックに行われた。
日ごとにエスカレートする日本反動層の無分別な軍事的ヒステリーは、変わらない対朝鮮敵視政策の明確な発露であり、わが朝鮮に対する許せない挑発である。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面日本の対朝鮮敵対感と排他的風潮は、昨今に始まったものではない。
早くから殺りくと戦争、侵略を生存手段とし、それを代を継いで譲り渡して朝鮮人民に計り知れない不幸と苦痛だけを強要してきた千年来の敵がまさに、日本である。
特に、20世紀にあった日帝の朝鮮に対する長期間の不法占領と野蛮な植民地支配は、わが民族に実に多大な人的・物的・精神・道徳的被害を与えたし、その跡は今も生々しい。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面わが人民をはじめアジア諸国の人民に働いた希世の罪悪によっていまだ歴史の法廷に被告として立っている日本が被害者に対する謝罪と賠償ではなく、「脅威」についてうんぬんして軍事的策動に狂奔していることこそ、破廉恥の極みである。
特に、今のように鋭敏な時期に高まる日本の対朝鮮敵対熱気は朝鮮半島と地域の情勢を破局へ追い込んで対決時代で引き続き「反射利益」を得ようとする安倍一味の腹黒い下心を明々白々と示している。
今、日本の反動層は「北朝鮮のミサイル発射が地域の平和と安全を脅かす」だの、「国際社会に対する挑戦」だのと騒ぎ立てて、自分らに注がれる世人の警戒の視線をよそにそらそうとしている。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面他方では、朝鮮再侵略のための武力増強と軍事的熟達に狂奔している。
現実は、過去も現在も日本の対朝鮮敵視政策には変わりがないことを実証している。
敗北の瞬間から自分らに厳罰を下した国際社会に対する憎悪の念を抱いて報復主義的な再侵略準備を系統的に、全面的に、急速に進めてきたし、その実現の第一の目標をわが国と定め、火薬のにおいを日を追って濃く漂わせている日本の妄動は、わが人民の憤怒をさらに増幅させている。
敵対と対決で得るのは、破滅と災難だけである。
日本がわが朝鮮にあくまでも挑戦しようとするほど、孤独な島国に到来する第2の敗北の日はそれだけ早められるであろう。---