北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は14日、朝鮮人民軍(北朝鮮軍)を見習って「社会主義強国建設をいっそう力強く推し進めなければならない」とする社説を掲載した。朝鮮中央通信が報じた。
金正恩党委員長への絶対的な忠誠心を高める狙いがあると見られる。社説は、「党中央を純潔な良心と限りない献身で支える人民軍の崇高な思想・精神世界を見習わなければならない。人民軍軍人が発揮する精神力の根本核は、朝鮮労働党に対する絶対的な忠実性である」と述べた。
また、「われわれは、最高指導者金正恩党委員長だけを絶対的に信頼し慕い、志も足取りも同じくしていく人民軍軍人の高潔な精神世界と闘いぶりにつねに自分を鑑みながら一日一日を純潔な良心と信義、限りない情熱と献身でつづっていかなければならない」と強調した。
そのうえで、「敗北主義、保身主義をはじめとする古い思想観点を払拭し、人民軍の不屈の攻撃精神で疾風のごとく突き進まなければならない」と述べた。