北朝鮮国務委員会の報道官(スポークスマン)は13日、米韓が12月に合同航空演習「ビジラント・エース」を予定していることを非難し、「朝米関係の運命が破綻の危機」にあるとする談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

米韓は毎年12月に合同航空演習「ビジラント・エース」を行ってきたが、昨年は米朝首脳会談を受けて中止した。複数の韓国メディアは今年も中止する方針だと報じたが、米統合参謀本部のバーン事務局次長は7日、近く演習を実施すると表明。これに対し、談話は「最も鋭敏な時期に反朝鮮敵対的軍事演習を強行することにした決定は、わが人民の憤怒をなおいっそう大きく増幅させ、今まで発揮してきた忍耐力をこれ以上維持できなくしている」と強調した。

また、「われわれは、何の代償もなく米大統領が自慢できる種を与えたが、米国側はそれに何の相応措置も取らなかったし、われわれが米国側から受けたのは背信感だけである」と述べた。

一方、「米国は、新しい解法で『北の核問題』を取り扱うとしていた大統領の公式の立場まで覆し、既存の妥当でない方式を引き続き固執しながら、朝米関係の改善と敵対関係の清算を妨げる障害物だけを引き続き積み重ねている」とし、トランプ大統領に対する配慮を見せている。。

そのうえで、「現在のような情勢の流れを変えないなら、米国は遠からずさらなる脅威に直面して苦しく悩まされ、自分らの失策を自認せざるを得なくなるであろう」と警告した。

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