論評の全文は次のとおり。

宇宙へ伸びる軍国主義狂気 朝鮮中央通信社論評

【平壌11月4日発朝鮮中央通信】日本反動層の軍事的膨脹野望が、極に至っている。

去る10月16日、日本防衛相はある公開の席上、宇宙でも集団的自衛権行使が可能であると述べ、「自衛隊は憲法の範囲内で対処する。地球上と宇宙が違うかというと、それは違わない」との妄言を吐いた。

これは、同盟国を保護するという美名の下に軍事大国化と海外膨張策動を宇宙にまで拡大しようとする腹黒い下心の発露で、尋常でない発想である。

日本が宇宙への軍事的進出の合理化に盗用している「集団的自衛権」とは、裏返した侵略戦争参戦権利、戦争挑発権利以外の何物でもない。

日本の反動層は敗戦以降、こんにちまで交戦権と参戦権、戦闘力不保有を明記した「平和憲法」を白紙に戻すための法整備策動にしつこく執着する一方、それを報復主義的再侵略野望を覆い隠し、国際社会の袋叩きを避けるための方便としてきた。

実際に、島国は戦後あらゆる政治的および法律的制約の中でも、敗北に対する報復の念を抱いて軍国化の道、軍事大国化の道に突っ走ってきた。

その結果、創設当時だけでも取るに足りない存在であった「自衛隊」は現在、近代的な武装装備を備えた世界的な侵略武力に変身し、「集団的自衛権」行使を容認する「安全保障関連法」の採択、発効によって、その活動範囲は自国境内を越えて海外へ大幅に拡大した。

それに、日本が「集団的自衛権」行使の背景の下で米国、英国、オーストラリアなどと締結した物品役務相互提供協定は、列島国家をして「専守防衛」の範囲を超えて有事の際、他国間、地域間戦争に意のままに飛び込める条件をつくっている。

このような「権利」が宇宙でまで行使される場合、平和な宇宙空間が軍国主義反動層の戦争の場と化するのは火を見るより明らかであり、それによってそうでなくても脅かされている世界の平和と安全はなお危険極まりない状態に直面するようになるであろう。

過去も、現在も日本が狙う主要打撃目標は他ならぬ、地域諸国である。

昨年末、日本は軍事作戦領域を宇宙およびサイバー空間に拡大することを明記した新「防衛計画大綱」と「中期防衛力整備計画」を発表し、その理由として中国の軍事的動向を挙げた。

今年9月に発表した2019年防衛白書でも、朝鮮と中国、ロシアを主な「脅威」に罵倒して「自衛隊」の武力増強を正当化した。

諸般の事実は、宗主を後ろ盾にして地域の盟主になろうとする日本反動層の策動が危険極まりない段階に至ったことを見せている。

軍国主義に狂って人類の進歩と繁栄に利用されるべき宇宙にまで侵略の黒い魔手を伸ばす日本こそ、人類共同の敵であり、危険な敵国である。

国際社会は、人類に残酷な災難を浴びせるために狂奔する日本反動層の犯罪的妄動を絶対に許さないであろう。---

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