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北朝鮮は22日、リビアに対する米・英・仏連合軍の空襲について「非倫理的な犯罪」と非難、先軍政治の正当性を主張した。

外務省報道官はこの日、朝鮮中央通信記者とのインタビューを通じて「我々が選択した先軍の道は正当であり、自衛・国防力は、朝鮮半島での戦争防止、平和と安定を維持する上での極めて重要な抑制力だ」と明らかにした。

また「19日、米国は一部のヨーロッパ諸国と合意して、リビアに対する軍事攻撃を開始した。我々はこれを主権国家の自主権と領土、王政に対する乱魔ネ侵害で、その国の人民の尊厳と生存権を無惨に踏みにじる最大の非倫理的な犯罪として断罪する」と公言した。

続いて「『リビア核放棄の方式』とはまさに、『安全担保』と『関係改善』という甘言で相手を凍らせ、武装解除を成功させた後、軍事的に攻撃する侵略方式だ。地球上に強権と専横が存在する限り、一つの強大な権力があってこそ、平和を維持することができるという真理が今一度確認できた」と主張した。

北朝鮮がエジプト、リビアなど北アフリカと中東での民主化デモの後、これに関し公式に言及したことは今回が初めて。

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リビアは2003年、高濃縮ウラニウム(HEU)を含んだすべての核計画を放棄し、米国が要求した査察方案を受け入れて関係改善に出た。米国は北朝鮮に対し、6者会談でリビア式モデルを受け入れるよう要求したが、「リビアのように先に核を放棄する方式についてはこれ以上議論する価値すらない」と拒否したことがある。