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3月から、北朝鮮、両江道(リャンガンド)地域に保衛司令部非社会主義検閲がはじまり、住民たちの間で不満が高まっている。

今回の検閲は麻薬密売と密輸、車商売の塀社取り締まりが目的だという。最近の北朝鮮では青少年の間にまで麻薬が蔓延し程社会的問題になっている。

両江道消息筋は「昨年12月に一月ほど進行された。保衛司令部の検閲が終わって3ヶ月しかたっていないのにまた始まった。恵山(ヘサン)市の住民たちの間では春を迎える中でまたもや我々をいじめるのかと不満が高まっている。
再びいじめると不満が高まっている」と話す。

両江道は中国長白と鴨緑江(アムノッカン)をはさんで位置している。場所によっては川幅が1mもなく、1990年代後半から今までメインの脱北ルートだった。特に密輸と麻薬密売は頻繁なことから北朝鮮当局の取り締まりも激しい。

消息筋によれば今回の両江道非社会主義検閲は人民武力部保衛司令部で直接5人が派遣されて両江道地区司令部保衛部長、副部長、指導員ら20〜30人と共に恵山市(ヘサンシ)各同を対象に実施されている。 また、車を利用して大規模に商うこと(車ポパンシャ)は『自分一人だけが良い暮らしをしようとするのだろう』で知られて、非社会主義取り締まり対象になっている。

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だが、非社会主義検閲が当たり前となっているなかで検閲構成員は、取り締まりよりはわいろを露骨に要求するなど私腹を肥やそうとしている。

消息筋は「検閲構成員は非社会主義を取り締まるより、自分たちの私服を肥やすことに必死だ。今では検閲の初日から謝辞旅行者(親戚訪問を目的に入国して商う中国人)が来る家を尋ね歩き大きい密輸屋らの家を尋ねる」と話した。

検閲構成員は密輸業者を訪ねて『検閲期間に見逃してやるから、終わった時に頼むよ』と露骨に要求する。密輸業者らのバイクを借りて乗って走り回り、さらに押収された密輸品(銅、薬草など)を他の密輸業者に渡すこともあるというのが消息筋の説明だ。

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検閲構成員の露骨なわいろ要求に住民は「検閲自体が検閲構成員の私服を肥やすだけだ。死ぬのは金もなく無力な国民らだけだ。食べる心配と検閲の心配に死ぬ思いだ”等当局の頻繁な検閲に不満を表出していると消息筋は伝えた。