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前日に気象悪化によって延期された北朝鮮住民27人の送還手続きが、船舶の故障により再度延期された。

統一部は17日午前、板門店・南北連絡事務所(赤庶噬`ャンネル)連絡官を通じ、北朝鮮住民が乗って来た船舶(5t級・小型木船)が故障し、本日の送還は難しい為、送還日程を改めて通知すると伝えた。

統一部当局者は「北朝鮮住民の船舶のエンジンが故障した状態で、海上での送還を行うために韓国が新しいエンジンに交換した。しかし、本日午前に交換したエンジンに故障が確認され、北に送還の延期を通知した」と明らかにした。

「最終点検の過程でエンジン故障が確認された。エンジンを修理し気象状態などを考慮し、今後の送還日程が決定されるだろう」と話した。

「エンジンが正常化されても、気象状況などを考慮しなければならない為、いつになると特定する事は出来ない」と説明した。これに対して北は「分かった」と反応したと当局者は伝えた。

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南北は先月5日に西海・北方境界線(NLL)から南下した北朝鮮住民31人の中、亡命者4人を除いた27人を船舶での送還に今月15日に合意した。しかし、西海の気象悪化によって送還が一度遅れ、今回の故障で再び延期された。