第2回南北首脳会談の特別随行団に加わって平壌を訪問したキム・ヨンオク氏(スンチョン大学教授)が中央日報に北朝鮮訪問記を連載し、小説家のチョ・ジョンネ氏の金日成の銅像に関する発言を紹介して話題になっている。
キム氏は西海閘門を訪問した時、防潮堤の建設工事を紹介するビデオを見ながら、”最後に堤防が繋がれて、参加したすべての人民の涙と喊声があがるその瞬間、横にいらっしゃったチョ・チョンネ先生が涙を流した”と語った。
キム氏は”チョ先生は纎細な感性の持ち主であった”と述べ、”通りでも私が金日成の銅像を撮っていたら、上を撮らずに下を撮りなさいとおっしゃる。その下には何輪もの花が置かれていた”と伝えた。
更にチョ氏が”私たちは体制を批判的に見ることができます。けれども、あの花にこめられた人民の純潔な心それ自体は、歪曲する余地がないですね”と言ったと紹介した。
キム氏の表現だけを見れば、チョ氏は北朝鮮体制は間違っているが、北朝鮮の住民は心から金日成に仕えているという意味の発言をしたと解釈できる。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面キム氏はまた、西海閘門のビデオを報告し、”工事の規模があまりにも膨大で、流速が早くて水深が深いこの地域を、自分たちなりの技術を開発して、歴史を進行して行った苦心の過程をよく見せてくれるビデオだった”と紹介した。