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北朝鮮の国会に当たる最高人民会議第14期第2回会議が行われ、国務委員長は同会議の代議員(国会議員)を兼務しないとするなどの憲法改正を行った。朝鮮中央通信が伝えた。

会議は、金正恩国務委員長(朝鮮労働党委員長)の出席なしに行われた。

崔龍海(チェ・リョンヘ)最高人民会議常任委員長は会議で、「最高指導者金正恩党委員長の唯一的指導の下で社会主義強国の建設をより力強く推し進められる強力かつ威力ある法的保証をもたらすために」憲法の修正・補充案を審議、採択すると宣言。

続けて「社会主義憲法第6章『国家機構』で国家機関の権能に関連する問題を一部修正、補充した」とし、「国務委員会委員長は全朝鮮人民の総意によって最高人民会議で選挙し、最高人民会議代議員には選挙しないという内容を新しい条文で規制することによって、名実ともに全朝鮮人民の一様な意思と念願によって推戴されるわが党と国家、武力の最高指導者であることが法的に固着するようになった」と明らかにした。

さらに、「国務委員会委員長は最高人民会議の法令、国務委員会の重要政令と決定を公布するという内容と、他国に駐在する外交代表を任命、または召還するという内容を新たに補充した」と説明。「国務委員会委員長の命令、国務委員会の政令、決定、指示執行の状況を監督し、対策を立てるという内容をはじめ、国務委員会の任務と権限が修正、補充されて金正恩委員長の唯一的指導を実現する中枢的機関としての国務委員会の法的権能がさらに強化され、朝鮮式の国家管理体系がより完備された」と強調した。