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韓国政府は8日、北朝鮮の位置情報システム(GPS)の電波かく乱行為が明白な国際法違反だとし、北に再発防止などを要求すると明らかにした。

この日、チョ・ビョンジェ外交通商部報道官は、記者に対し「国際法に基づき検討した結果、北朝鮮のGPS電波かく乱行為は明白な国際法上の違反。かく乱行為の中止と再発防止などを要求し、何らかの被害があった場合、補償要求も可能だ」と明らかにした。

続いて「北朝鮮の電波かく乱行為は、南と北が加入している国際電気通信連合(ITU)憲章に違反する行為。まず放送通信委員会を通じて電波かく乱行為の中止を要求する方針であり、今後具体的な対応方案を講じる嵐閨vと付け加えた。

これに先立ち外交通商部は、国連傘下のITUに公文書を送り、北朝鮮の電波かく乱行為がITU憲章規定「他国に対する有害な混信を禁止する」に違反する行為なのか問い合わせるなど、北朝鮮の違法行為に対する法的処罰の検討に着手している。

韓国政府は、北朝鮮が電波かく乱行為の中断要求を受け入れない場合、国際機関を通して制裁措置を講じる方針。韓国政府当局者は「韓国政府は、韓国と北朝鮮がITUに共に加入しているという点から、ITUを通して制裁する場合、北朝鮮をある程度圧迫できると期待している」と明らかにした。

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一方、軍当局は4日、首都圏西北部一部地域でGPSの受信障害が発生した原因について、北朝鮮地域から発信されたGPSかく乱電波のためと把握している。