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今月1日、米国の重要な北朝鮮関係者が、北朝鮮がこれまで望んできた米朝接触と食糧支援の可能性を示唆し、注目が集められている。

北朝鮮はこれまで6者会談の再開に先立ち、米朝の両者対話を提案しており、これに加え両国関係の正常化を主張してきた。最近では、ニューヨークのチャンネルを通じ、米政府に食糧支援を要請していた。

キャンベル東アジア・太平洋担当次官補は、この日、上院の外交委員会聴聞会で「北朝鮮が南北関係改善と非核化のための意味ある行動を取る場合、米朝関係の正常化を模索するだろう」と明らかにした。

ボズワース北朝鮮担当特別代浮燗ッじ席で、対北政策の目標は「政権交替」でなく、関係改善に向けた北朝鮮の行動の変化と明らかにした。また「多者対話を進展させる点を説明をする為に、北朝鮮と追加で両者対話を行う可能性もある」と話した。

北朝鮮が最近になって、全世界を対象に食糧支援を要請しているが、モニタリングが十分ならば、原則的に可能だという立場を明らかにした。

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米中首脳会談後、対話再開へ舵を切ったが、南北軍事実務会談後に対話モードは急速に冷めた。今回の米国の動きは、北朝鮮の要求事項を具体的に強調する事で、北朝鮮を対話に引き込む為のジェスチャーと思われる。

ボズワース代表は「米国が北朝鮮政権を害するという恐れを持って行動する必要はない。 北朝鮮を無視するオプションは持っていない」と発言したが、これも北朝鮮が事実を誤認せず、対話テーブルに着かなければならないという点を強調したと分析される。

このように米国が対話信号を送った背景には、北朝鮮の濃縮ウラン問題を非常に深刻な威嚇と判断しているからだとの分析が出されている。公開された施設だけでも、毎年1〜2発の核兵器製造が可能との推算も出されており、これを無視することは出来ないからである。

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ウィ・ソンiク6者会談首席代表の訪米直後、李明博大統領も対話再開に柔軟な立場を見せており、このような観測を裏付けている。一部では、米韓が原則的立場を見せているものの、大枠では対話再開の方向で合意したのではと指摘されている。

李明博大統領は3.1節の記念演説で「私たちはいつでも、開かれた心で北朝鮮と対話を行う準備ができている」と話した。これは北朝鮮が真正性を見せれば、韓国も南北関係の改善を行う準備が出来ているという既存立場を再確認したわけだが、対話再開の雰囲気の造成を重視したと思われる。

これと共に米国が対話再開カードで活用できる対北朝鮮食糧支援再開の可能性を浮?オたのもこのような雰囲気造成に肯定的な影響を及ぼすと展望される。

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米韓は声を一つにして、北朝鮮に態度の変化の機会を再び与えた。北朝鮮が前向きに態度を変化した場合、対話再開が急速に展開する可能性もある。この日、北朝鮮の外務省は、スポークスマン談話で米韓合同軍事演習を非難しながらも、「対話と対決の両方の準備が整っている」という曖昧な表現を使った。

外交安保研究院のユン・ドクミン教授は、デイリーNKとの通話で「米国の対北政策に大きな変化はないが、昨年の天安艦・延坪島事件で失った対話再開への動きを生かそうとしている。米国は対話再開への雰囲気を作る為に、北朝鮮に信号を送っている」と分析した。