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同通信の報道全文は次のとおり。

「労働新聞」 朝鮮半島の平和を脅かす南朝鮮当局の軍事的挑発行為を糾弾

【平壌6月7日発朝鮮中央通信】先日、南朝鮮の全域で「非常備え態勢確立」の看板の下で「ウルチ・テグク」演習が強行された。第1段階の「危機対応演習」と第2段階の「戦時備え演習」に分かれて行われたこの戦争演習には、軍団級以上の指揮単位と各級行政機関、公共機関などの4000余りの機関と数多くの民間人が動員されたという。

7日付けの「労働新聞」は署名入りの論評で、南朝鮮当局は演習が「防衛的性格の訓練」であり、大規模の災難と危機に伴う「対応能力を向上」させることにその目的があるとし、北南軍事分野合意に反しないとしらを切ったが、演習の挑発的正体とそれに潜んだ対決的下心は覆い隠せないと暴いた。

同紙は、「ウルチ・テグク」演習はわれわれを狙って行ったもう一回の無分別で危険きわまりない戦争演習騒動であるとし、次のように指摘した。

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「北の全面南侵状況」というものを仮定し、戦時作戦能力と連合作戦能力を高めるための訓練だと宣伝したその自体が演習の挑発的性格と危険性を自ら自認したことである。

南朝鮮当局の行為は、北南軍事分野合意に対する乱暴な違反であると同時に、北南関係と朝鮮半島の平和を脅かし、情勢の悪化をあおり立てる無分別な軍事的挑発行為である。

表では北南宣言の履行についてうんぬんし、裏では同族に反対する戦争演習騒動に執着する南朝鮮当局の2重的姿勢は何によっても正当化されない。

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南朝鮮当局が真に北南関係の持続的な発展と朝鮮半島の平和・繁栄を願うなら、同族対決意識を鼓吹し、情勢の緊張をあおり立てる行為を中止し、懐に忍ばせている刃物から取り出さなければならない。

今のように危険な軍事的賭博に狂奔し続けるなら、北南関係が過去の先鋭な対決時代へと逆戻りしかねないということをはっきり銘記すべきである。---