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5月前半を基準にすると、過去8年間で干ばつの割合が高かったのは2012年と2014年、2017年だった。今年はこれらの年と比べても、干ばつ指数マップに赤や濃い赤で表示された部分が多い。

(参考記事:【画像】2012年から2019年までの「干ばつ指数マップ」の比較

北朝鮮も、干ばつの深刻さを訴えている。

北朝鮮国営の朝鮮中央通信は15日、全国でひどい干ばつが続いているとして、「今年の1月から5月上旬までの全国平均降水量は54.4ミリで平年(128.6ミリ)の42.3%であり、これは同じ期間の降水量としては1982年(51.2ミリ)以後、最も少なかった」と伝えた。

また、干ばつは少なくとも今月末まで続くと見られ「下旬にも、降水量が平年の50%未満と少なくなれば、今年1月から5月までの全国平均降水量は75ミリほどで、気象観測以来、最も少ない例になる」としている。