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北朝鮮のラジオ放送の平壌放送が、東ヨーロッパの社会主義を崩壊させた反体制活動を非難、青年らの精神武装を強調した。

「反体制活動に対する警戒」や「青年らの精神武装の強調」は、ムバラク大統領が30年の独裁政治を終焉させられたエジプトの民主化革命の嵐が、反金正日政権活動に広まる可能性を事前に遮断する為のだとの観測が出されている。

統一部などによれば、平壌放送は14日午後8時40分の「名言解説」の時間に「新世代の精神道徳的な風貌を見れば、その国その民族の前渡が分かる」という金正日の話を紹介し、「新世代が思想、精神的、道徳的に病気にかかった国と民族は、事実上前途がない国と民族であり、この様な民族は衰退・没落を免じることはできない」と明らかにした。

また「社会主義の崩壊に率先した東欧の青年らは、資本主義の腐った文化に染まり、前の世代が成し遂げた革命の戦利物を崩してしまった。青年らが金に目が眩んだ資本主義思想に染まることになれば、党と国家の利益、人民の利益は眼中にもない俗物に転落する事になる」と非難した。

「国と民族の前渡は、新世代が精神道徳的にどのように準備されるのかにかかっている」として、精神武装を強調した。

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同放送は青年科学者が人工衛星の光明星1・2号を打ち上げ、煕川発電所と白頭山先軍青年発電所建設に参加した事例などを言及し、「青春を捧げて、わが祖国を、金日成朝鮮を、金正日祖国を輝かせようとする青年たちの崇高な精神世界に支えられた祖国は、近い将来に強盛大国の大門を切り拓くだろう」と付け加えた。

また、朝鮮中央通信は今月11日、米国で収監者がスマートフォンを利用して麻薬やと武器を監獄内に密搬入を行っているとし、スマートフォンの弊害を強調していた。この当時、一部では、このような発浮?GジプトやチュニジアなどでスマートフォンとSNSを利用した民主化革命が発生したが、これを警戒した為だと考えられていた。