韓国紙・朝鮮日報は5日、北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載可能な新型3000トン級潜水艦の建造を本格化させていると伝えた。
(参考記事:北のミサイル潜水艦開発に「日本企業」の影)韓国軍関係者は同紙に対し、東海岸の新浦(シンポ)港に最近、潜水艦建造に必要と思われる物資が大量に搬入されたと説明。「SLBM試験発射のため、フローティングドック(浮きドック)を沖に移す動きも捕捉された」と語っている。
同紙によれば、北朝鮮のこうした動きは、非核化交渉が進んでいる最中も続いていたという。
この問題を巡っては、米国ミサイル防衛庁(MDA)のサミュエル・グリーブス長官が3日、連邦議会上院軍事委員会の公聴会で「北朝鮮はSLBM開発を継続している」と証言している。