ドイツ人医師出身の北朝鮮人権活動家、ノルベルト・フォラツェン氏が2日午後1時、ソウル市ャSン洞のロッテホテルに設置された南北首脳会談のプレスセンターで緊急デモを行った。

フォラツェン氏は盧武鉉大統領の平壌歓迎式典の生中継が終わった直後、“Freedom”と叫んでプレスセンターに跳び込んだ。北朝鮮の人権を訴えるポスターを広げようとしたが、係員によって制止されると、ブリーフィングのために設置された演壇に向かって突進した。

首脳会談を取材していた記者たちがフォラツェン氏に殺到し、プレスセンターの内部はあっという間に修羅場になった。

壇上脇のスクリーンまで出ることに成功したフォラツェン氏は、記者たちに囲まれたまま“南北首脳会談はショー”と叫び、持って来た’北朝鮮難民の現実’という資料を広げて見せた。

フォラツェン氏は”北朝鮮の人権の惨状を告発する”と叫び、”北朝鮮の子供たちが中国やタイなどに追い出されている。実質的な北朝鮮の人権改善のために、努力しなければならない”と主張した。

フォラツェン氏は”北朝鮮の人達が飢えている。私はかつて平壌で暮らした。北朝鮮は悲劇”と10分余り叫んだが、警備員らによって連行された。

激しく抵抗したフォラツェン氏と警備員がしばらくもみ合った。

フォラツェン氏は1999年にドイツの緊急医師会に所属していた時、18ヶ月間北朝鮮での医療活動に従事した。皮膚の移植など、北朝鮮の住民のための医療活動が北朝鮮側から認められ、親善メダルまでもらった。しかし、道端に放置されていた北朝鮮の軍人を目撃した後、北朝鮮の人権の深刻性を悟り、北朝鮮の現実を知らせて追放された。