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「メアリ」に13日付で掲載された論評の全文は次のとおり。(編集部訳)

定見なくして朝米関係の新しい歴史を書いていくことはできない

去る2月27日から28日まで、全世界の耳目が集中する中、ベトナムのハノイで行われた第2回朝米首脳の対面と会談は、朝米関係を両国人民の利益に即して新たな段階に跳躍させ、朝鮮半島と地域、世界の平和と安全に資する意味ある契機となった。

シンガポール朝米共同声明で明らかにしたように、新しい世紀の要求に合った二国間の新たな関係を確立し、朝鮮半島に恒久的で強固な平和体制を構築し、完全な非核化へ向かうことは、わが共和国の確固たる立場だ。

今回の会談でわが共和国が提案した非核化措置に言及するなら、それは対決と反目の悪循環を終わらせ、新たに到来した平和繁栄の時代に応えようとするわが共和国の真摯な態度と度量ある立場、確固たる意志をそのまま示している。

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わが共和国は、朝鮮半島の非核化と世界の平和と安全のため、朝米二国間の信頼醸成と段階的解決の原則に従って、最も現実的であり、度量の大きな歩幅の非核化措置を提案したのである。

さらに、私たちが提案した非核化措置と、それに対応した部分的な制裁解除要求は、現段階における米国政府の立場と要求も十分に反映したものであって、これよりも良い方法は事実上あり得ないというのが、国際社会の一致した見解であり、これについては、米国自身も知らないわけではなかろう。

それにもかかわらず、内外に嘆息を強いた今回の会談の結果は、米当局者の確固たる定見と果敢な決断がなくしては、朝米関係の新しい歴史を書いていくことはできないということを明確に示している。

米当局者は、政治的な反対派の不当で破廉恥な主張に振り回されるのではなく、定見と胆力を持って朝米関係の新しい歴史を開拓し、世界の平和と安全を願う人類の期待に応える道に進むべきであろう。

コ・チョンミョン