金正日が後継者の金正恩と共に、人民軍第6556軍部隊の指揮部を視察したと、朝鮮中央通信が2日、伝えた。
北朝鮮メディアが金正日の軍部隊視察を伝えたのは、今年に入って初めて。
中央通信によれば、金正日はこの部隊の作戦指揮室や酷烽フ施設を見学し「革命的な訓練気風を徹底的に立て、全ての指揮官が現代戦のニーズに沿った指揮能力を有するようにしなければならない」と指摘した。
同通信は「革命偉業の勝利に向け、党と運命を共にし、階級闘争の一線で近衛隊の勇猛を轟かした部隊の偉勲を高く評価し、この部隊の軍人と共に記念撮影を行った」と付け加えた。
視察には、金正恩の他にも張成沢(チャン・ソンテク)、金正覚(キム・ジョンガク)、党中央軍事委委員のキム・ウォノン(保衛司令官)、国防委員会局長のヒョン・チョルへらが遂行した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面張成沢の金正日の視察の随行も今年に入って初めて。
引き続き、金正日は金正恩と共に、人民軍チョンヨ繩w総合研究所も現地指導した。
金正日は新たに建設された薬品検定所、医薬品研究所などを見学し「研究所の科学者、技術者、労働者が人民の体質に合う医薬品を積極的に研究・開発し、生産を行わなければならない」と話した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面朝鮮中央放送は「研究所の全党員と勤労者は、師走晦日(旧暦の年明け)に仕事場に訪ねてこられた将軍様への感謝の心を押さえ込むことができなかった」と明かし、今回の視察が今月2日に行われたと示唆した。