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南北首脳会談に参加するために平壌に向けて出発した盧武鉉大統領が2日午前9時頃、徒歩で軍事分界線(MDL)を通過して、北側管轄地域内に入った。

この日午前8時頃、専用自動車で青瓦台を発った盧大統領は、およそ1時間後に軍事分界線前に到着し、夫人のクオン・ヤンスク女史と共に下車、簡単な挨拶をした後軍事分界線を越えた。

盧大統領は“大統領として禁断の線を越える”と述べ、“今回の訪問の願いである禁断の線を消して、分断の壁を崩して平和と繁栄の道に行くきっかけになるように努力する”と所感を明らかにした。

また、“今日は重要な仕事をしに行く日なので胸が高まる。ここに立ってみると、心境はまた錯雑としている”と述べ、“目に見えるものは何もないのに、ここに引かれているこの線が、半世紀もの間、民族を引き離した障壁”と語った。

盧大統領は“この障壁のため、我々国民と民族は、あまりにも多くの苦痛を受け、発展が妨げられてきた”と語り、“私が行って来れば更に多くの人が行って来るはずで、遂にこの禁断の線も消されて障壁も崩れるだろう”と強調した。

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軍事分界線の反対側には、北側のチェ・スンチョル統一宣伝部副部長が待機していた。イ・サングアン黄海北道人民委員長、キム・イルグン開城市人民委員長なども、盧大統領に“嬉しいです。歓迎します”と挨拶して握手した。

チェ・スンチョル副部長は第2回南北首脳会談の実務接触から、北側団長として活躍した対南分野の‘実勢’だ。1983年に、対南政策を総括する、労働党統一宣伝部の部員(末端の職員)になった後、2000年の初の南北首脳会談で実務を遂行し、課長、副部長とスピード昇進した。現在、アジア太平洋平和委員会の副委員長と、最高人民会議の代議員(2003年)を兼ねている。