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北朝鮮がイランよりも進んだウラン濃縮施設を保有しているという内容の報告書が、国連安全保障理事会に提出された事が分かった。

安保理の消息筋は「安保理の対北制裁委員会の傘下の専門家パネルが、今月28日、北朝鮮のウラン濃縮プログラム(UEP)に対する報告書を制裁委に提出した。報告書には、北朝鮮がイランより進んだ水準のウラン濃縮施設を保有しており、長期的に核プログラムを進行してきたという内容が含まれている」と話したと、聯合ニュースが31日、報道した。

この消息筋は「昨年11月に寧辺を訪問したスタンフォード大学国際安保協力センターのハッカー所長の見解が、報告書にかなり反映されている。彼が北朝鮮で直接得た情報を否認するのは難しいだろう」と説明した。

制裁委に提出されたこの報告は、北朝鮮のある責任者の「ウラン濃縮施設は2009年4月から作り始めた」という発言に疑問を提起し、「長期に渡って北朝鮮はこのプログラムを持続的に推進しており、北朝鮮のこれまでの電力や現在の条件から判断するとき、これを広める危険を排除することはできない」と指摘した。

報告書はこのように北朝鮮の核プログラムの危険性を提起しながら、国際社会が北朝鮮の核問題を厳重に扱うことを強調した。また、安保理の制裁決議の履行を促さなければならないと主張した。

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これと関連し国連の関係者は「2月下旬に開かれる制裁委の安保理への定期報告で、この問題を扱うか、懸案の重要性を考慮し別枠で扱うかは、まだ決まっていない。しかし、中国が安保理での文書の採択に反対すれば、採択は難しいだろう」と話した。