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パク・クァンヨン前国会議長は、社団法人北朝鮮民主化ネットワーク(理事長ユ・セヒ)が発刊する『月刊NKビジョン(発行人韓基弘(ハン・ギホン)』2月号でのインタビューで北朝鮮の3代世襲安着が容易ではないと展望した。

パク前議長は「まだ、金正日は生存しているの後継作業が出来るが、金正日が死んだ場合、困難に直面するだろう。軍部が別の過渡期体制を作る可能性もないとは言えない」と指摘した。

特に「国際的にも孤立している状況で、金正恩は実績もない。実績作りのためには国民により多くの物質的支援をしなければならないが、そのような条件ではない」と3代世襲成功の可能性が低いと見る。

パク前議長は、北朝鮮の急変事態の可能性に対して「核は北朝鮮の虚弱な体制で癌と同じ存在だ。核のために米国が統制し、中国がある程度の統制をしている状況だが、それはますます腫瘍のように大きくなり結果的に崩れるだろう」と力説した。

パク前議長は、昨年10月に他界した故黄長ヨプ北朝鮮民主化委員会委員長が、金容淳(キム・ヨンスン労働党書記:2003年死亡)を「奴」といった秘話も紹介した。

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彼によると「当時の与党事務総長で1997年ソウルでIPU(国際議員連盟)総会が開かれたが、統一専門家である知人が(亡命前の)黄長ヨプ北朝鮮労働党書記に会う機会があるといって、彼を通じて『北朝鮮代議員らを出席させたい』という意志を伝えた」と話した。

続いて「ところで知人が(中国で黄長ヨプ書記に会った後に)帰ってきて、黄先生が『金容淳という奴がすべての権力を掌握して横魔?ュいているが、私はそういう事にには関与する立場でない』と話した」というエピソードだ。

彼は「なぜ、北朝鮮社会で同じ同僚を『奴』と表現できるのか不思議な思いだった。北朝鮮で何かおかしな兆候があると感じた」と明らかにした。