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第2回南北首脳会談が近付き、北朝鮮政府が本格的に住民の移動の統制を始めたと伝えられた。

北朝鮮の内部消息筋は27日の通話で、“国家的に重大な行事と係わって、住民の統制が大幅に強化され始めた”と述べ、“上(政府)が、平壌市と国境地帯に対する一般の住民の旅行証明書の承認番号を完全に制限した”と伝えた。

人民班長らが住民の移動の結果を把握して、毎日保安書に報告する通報も臨時に行われている。

北朝鮮では今でも、居住地域から離れて他の地域に移動するには、旅行証明書をもらわなければならない。列車などの交通機関を利用する場合、証明書の検閲はより厳しい。

特に、平壌市や寧辺(原子力発展所)、ファデ郡(ムスタンロケットの発射場)、北部国境一帯は、一般の証明書と異なる特別な旅行証明書があれば出入りが可能だ。更に、’特別な事情’を意味する承認番号もなければならない。

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苦難の行軍以後、旅行証明書を発給する保安員(警察)らが腐敗して、お金をもらって証明書を発給する行為が横行したが、最近になってこうした証明書の取り締まりと、特別区域の旅行制限が強化されているという。証明書の発給の制限は7月29日の地方代議員選挙から大幅に強化された。

消息筋は、平壌市では“人民班の会議で、秋夕が過ぎたら平壌や国境に行くための証明書の発給が禁止されるという指示が出た”と述べ、“首脳会談を数日後に控えて、主な幹部の会議も全て取り消され、一切の出入りを禁じている”と語った。

また、“北部の国境地帯や他の統制区域も例外ではない。旅行証明書をもらうのにお金が全く通じない。平城や南浦市などの平壌周辺の都市も、死亡届け以外に証明書の発給が全く途絶え、移動商売に生活をかけている住民の不満が高まっている”と語った。

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住民の移動が制限され、市場の物価も変動している。中朝国境地帯から、中国の商品を運んで来なければならないが、証明書が発給されずに、品物の輸送が困難だからだ。

市場の物価は米と工業生産品で、国境地帯と内陸地帯が相反する価格変動の兆しを見せている。

国境地帯では工業生産品の価格が下がる一方、咸鏡南北道、江原道などの内陸地方では価格が上がっている。国境都市である新義州と両江道の恵山などから入って来る中国の商品が、内陸部に運ばれないからだ。米は内陸地方から持ちこむことが多く、むしろ価格が跳ね上がっている。

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しかし消息筋は、“今回の措置は韓国の大統領の訪問のためであり、一時的な取り締まりで終わると思われる。市場の価格は高騰しないだろう”と語った。

中国の旅行社を通じた、中国人の個別訪問に対する取り締まりはない。

一方、北朝鮮政府は首脳会談の時期に発生する可能性がある事件や事故を防止するために、措置を強化していることが分かった。

咸鏡道の茂山に住むある消息筋は、“国家的な行事を保障するために、可能性がある敵方の策動と事件、事故を防ごうという内容で、幹部への講演が行われている” と述べ、“国家の秘密をもらす者、特に不法に携帯電話を使用する人たちを厳罰に処するという内容が強調されている”と伝えた。

この消息筋は“警備隊員が、密輸業者に‘数日だけ堪えてほしい。国家の行事(韓国の大統領の訪朝)さえ終われば統制が緩和される’と言っている”と述べ、“今は密輸も慎んでいる状況”と語った。