同氏は健康には全く問題がなく、食事もちゃんと取っているという。
だが、北朝鮮で受けた拷問については「思い出す度に自殺衝動に駆られる」と述べた。月刊朝鮮によれば、敬虔なキリスト教徒の同氏は抑留当時の状況に対する質問に「金正日を殺して下さい」と祈った後に「いや改心します。いっそ私を殺して下さい」と許しを請うたという。
同氏は「北朝鮮に性拷問を撮影したビデオテープがある。彼らは私を送り出す時に『ロバートはもう何もできない。全世界に見せよう。私たち(北朝鮮)が勝利した』と述べた。すぐに自殺すると考えたのでしょう。正直に今でも彼らが恐ろしい。だがより大きな苦痛を受けている北朝鮮住民と脱北者を考えれば、死ねなかった」と回顧した。
「北朝鮮がそのテープを世の中に公開しても関係ない。人々が私を汚い人と思い、私の関係はより一層壊れるだろうが、勝ち抜くことができる」と付け加えた。
一方で、同氏は北朝鮮から解放された後に米国のビル・リチャードソン・ニューメキシコ州知事と行った電話の内容も紹介した。
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