北朝鮮で口蹄疫発生の可能性が疑われる中で、北朝鮮当局が2007年のように韓国政府に防疫物資の支援を要請するだろうか。
最近、南北対話提案など平和攻勢を強めている北朝鮮としては、真正性が感じられないとして原則的な立場を守っている韓国政府に揺さぶりをかける事が出来る好機と捕らえているだろう。
人道的懸案と政治的懸案を分離するという対北政策の原則を明らかにしただけに、北朝鮮が支援を要請する場合、一方的に無視することは厳しいだろうという観測も出ている。反面、昨年の北朝鮮の延坪島挑発によって、水害支援が中断された点を勘案する時、韓国政府の即刻支援決定は難しいだろうという意見もある。
韓国政府当局によれば、北朝鮮平壌市近隣で口蹄疫が発生し、軍を投じて主要道路に臨時検問所を設置し住民の移動を最小化していると伝えられた。諜報筋から得た情報だと説明せいた。
韓国政府関係者は19日「現在は平壌市を中心に、口蹄疫が発生したという機密情報を入手したが、正確な被害状況などはまだ把握中」と話した。統一部当局者も「防疫を行っていると聞いている。措置だったのか。実際に発生し拡散防止次元なのかを確認することは難しい。現在まで北朝鮮が口蹄疫の発病と関連し、国際機高ノ通知した事例はない」と話した。
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特に、口蹄疫防除石灰や検疫薬品、接種薬品、装備、専門人材などが不足している北朝鮮実情を考慮する時、北朝鮮での口蹄疫拡散は時間の問題という指摘もある。
牛や豚などの家畜が重要な財産である北朝鮮で、口蹄疫の被害が全域に広がれば、当局も手を打たざるをえないとの意見も出ている。
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