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来月2日から3日間、平壌で開かれる第2回南北首脳会談で、盧武鉉大統領と南側代表団の観覧が予想される大マスゲーム、’アリラン公演’が再開されていると、23日に北朝鮮の朝鮮中央テレビが報道した。

これに先立ち、朝鮮中央通信は先月27日に、”各地の勤労者が、洪水の被害の復旧事業に奮い立ち、アリラン公演の進行が困難になった”と公演の中断を発表した。その後、水害の復旧作業がある程度進み、17日から再開されたと伝えられた。

これについて朝鮮中央テレビは、”内外の大きな関心の中、大集団体操と芸術公演であるアリランが、毎日午後8時から行われている”と述べ、”アリランは金日成主席の不滅の革命の生涯と、労働党の偉大な先軍政治の正当性や生活力などを芸術的に表現した”と紹介した。

更に、北朝鮮の朝鮮労働党の機関紙である労働新聞は24日、’先軍霊長とアリラン’という題の文章で、”(アリランの)作品の従事から構成体系、形象方法に至るまで、一つ一つ指導して世界的名作に完成させてくださった方は、金正日将軍様”と強調した。

労働新聞は金正日が2000年のマスゲーム、’百戦百勝朝鮮労働党’を観覧した後、金日成主席の90回目の誕生日を迎えてマスゲーム公演の創作を指示し、”題も直線的につけてはならない”と述べ、”題をアリランとつけるのがよいだろう”と語ったと紹介した。

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特に、”全国統一の曙光が、全三千里を染めているこの激動的な6.15時代に、アリランが刻んでくれる歴史的意味は並大抵のものではない”と述べ、アリラン公演に金正日の統一への意志が込められていると強調しており、アリラン公演の観覧を肯定的に検討している韓国政府にとって、少なくない負担になると思われる。

それだけでなく、国内外の人権団体で、’児童虐待’の議論が絶え間なく提議されてきた’アリラン公演’を、盧大統領と南側代表団が観覧する場合、児童虐待を傍助したという議論も起こる可能性がある。

にもかかわらず、盧大統領と南側代表団のアリラン公演観覧は、ほとんど確実視されている雰囲気だ。

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イ・ジェジョン統一部長官は22日、”第2次先発隊が行き、可能な限り観察する予定であり、その内容を見て最終的に判断する”と述べ、”北側が準備して、私たちに提示した多くの日程について、最大限尊重するという立場で受け入れる”と言い、事実上、これを受容する意志をほのめかした。

イ長官は20日の定例ブリーフィングで、アリラン公演に参加する児童の虐待問題と関連し、”(北朝鮮の)人権問題は、地域の環境と特性により、異って解釈されなければならない”と言い、人権という普遍的価値を無視した詭弁という批判を受けている。