北朝鮮が39年連続で最悪の人権弾圧国に選ばれたと、国際人権団体のフリーダムハウスが明らかにした。
フリーダムハウスが13日に発表した「2011世界の自由」報告書によれば、北朝鮮は昨年と同じように政治的権利と市民の自由の二つの側面でそれぞれ最低点の7点を受けて、最も最悪(Worst of the Worst)の9ヶ国の一つに選ばれたと、ラジオ・フリー・アジア(RFA)が報道した。
フリーダムハウスは「世界の自由」で最も自由が多い国に1点、自由がない国に7点を賦課する方式を選んでいる。フリーダムハウスは1973年から毎年世界各国の政治的権利と市民としての自由を評価した人権報告書の「世界の自由」を発表している。
フリーダムハウスは「世界の自由」を通じて「北朝鮮等の非自由国では、独裁統治下で政治的な多様性が保障されておらず、政府の運営における正直さ、効率性、透明性がなく腐敗が蔓延している」と報告した。
また、人間の基本権と関連した報道機関と表現の自由、信仰の自由、学術の自由、司法権の独立や任意的拘禁、不公正な法適用などの問題も深刻だと主張した。
人気記事:「女性16人」を並ばせた、金正恩“残酷ショー”の衝撃場面フリーダムハウスのサラ・コック・アジア研究分析官は、RFAとのインタビューで「貨幣改革の失敗後、一部では市場が許されているが、統制経済の中で住民の全般的な人権状況は世界最悪」と指摘した。
「2011世界の自由」は194ヶ国を評価対象とし、北朝鮮を含む47ヶ国を非自由国家、60ヶ国を部分的自由国家、87ヶ国を自由国家に分類した。
47ヶ国の非自由国家の中で最も最悪に分類された9ヶ国は、北朝鮮、ウズベキスタン、トルクメニスタン、赤道ギニア、エリトリア、ャ}リアなど。