真夜中に連れ去られた家族…北朝鮮の「収容所送り」はこうして行われる

北朝鮮は、最高指導者の肖像画を事故や災害から守るために命を投げ出すことを美談として取り上げるようなお国柄だ。逆に言うと、それらを毀損することは重大な政治的犯罪だ。

あまりの事態に当惑した保衛員らは女性に殴る蹴るの暴行をふるった上で「どうしてお前の家がこの有様になったのか。お前のせいで家族まで追放されることになった」などと怒鳴り散らしたという。

ところが、「おまえのせい」と言いつつも、この保衛員も実は、女性が何をしたのか知らずにいたというのだ。

「この一家が管理所に行くことになった理由は、地域の保衛員も正確には知らずにいる。女性が平壌から追放されたことについて不平不満を言い続け、上の人たちまで非難するので、そうなった(管理所行きになった)と推測していただけだ」(情報筋)

過酷な運命

トラックは一家を乗せて出発しようとしたもののエンジンがかからず夜通し修理をして午前8時になってようやく出発した。そのため、近隣住民に目撃され、噂が一瞬のうちにして広がった。