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北朝鮮の金正恩党委員長は4日、前日に死去した金鉄万(キム・チョルマン)氏の霊前で哀悼の意を表した。朝鮮中央通信が5日付で伝えた。

同通信が伝えた布告によれば、朝鮮労働党中央委員会委員で最高人民会議代議員である金鉄万氏は3日、膀胱癌のため死去した。98歳だった。党中央委員会と党中央軍事委員会、国務委員会、最高人民会議常任委員会は同氏の葬儀を国葬として行うことを発表し、金正恩氏を委員長とする国家葬儀委員会を構成した。

抗日パルチザン出身の金鉄万氏は、1989年12月から2003年10月まで約15年間、軍需経済を統括する第2経済委員会の委員長を務めた。

同通信は金鉄万氏の略歴について「1960年代から長期間、朝鮮人民軍の総参謀部と大連合部隊、人民保安機関と軍需工業部門の責任ある職務を歴任しながら、朝鮮労働党の軍事路線を貫徹し、国防工業の現代化を実現するために積極的に闘った」などと伝えている。