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1989年から2009年まで韓国と北朝鮮の交流回数は計287,776件。この中で韓国から北朝鮮への訪問は287,454件で、北朝鮮の韓国訪問354件に比べて約812倍多いことが分かった。

韓国の北朝鮮訪問は離散家族、経済、教育・学術、宗教、言論・出版、科学・技術、軽水炉、対北朝鮮支援、体育など多様な分野で行われている。

その中でも経済分野と関連した訪問が全体の97%を占めている。2005年から本格的に運営され始めた開城工業団地事業と、1998年から施行されている金剛山観光事業も含まれている。

1989年から2009年までの分野別の北朝鮮訪問頻度数は、経済関連が279,952件で鮮訪問人員だけでも619,527人。次に、対北朝鮮支援関連の訪問件数は3,610件で訪問人員は38,184人。

科学技術(72件、398人)、宗教(422件、8,855人)、体育(318件、5,185人)、文化芸術(155件、2,441人)、教育学術(292件、3,558人)等の訪問も行われた。

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南北交易は1989年の搬入・搬出合計が1千872万4千ドル。

これは次第に増加し2004年には6億9700万ドルまで増加。開城工業団地に韓国企業が入居し始めた2005年に入ってからは10億5500万ドルと倍増し、南北関係が悪化した2008年にも18億2000万ドルに増加した。

対北朝鮮支援では、政府と民間の総支援金額は1999年には562億ウォンだったが、2000年に入ってからは民間共に支援が大幅に増え1,365億ウォンに達した。特に、盧武鉉政権時に支援金額が最も高まった。2006年には2,982億ウォンで歴代で最も多くの金額が支援された。

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李明博政権発足の2008年には、南北関係の悪化と金剛山での民間人襲撃事件により対北朝鮮支援規模が1,163億ウォンに急減。2009年は671億ウォンで、1999年以降最低値を記録した。

金剛山観光客も1999年の148,074人を始めに、2007年には345,006人に達したが、2008年には199,966人となり前年度よりも約43%の減少を記録。これは2008年7月11日に金剛山で観光客の故パク・ワンジャさんが襲撃され、観光が中断された結果。

南北会談は1971年から2009年まで計597件が開催され、政治と関連した会談が248件で約41%を占めた。

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しかし、李明博政権後の2008年からは1度も政治会談は開かれていない。金剛山襲撃事件に対する謝罪と真相究明の拒否、核・ミサイル試験にともなう南北関係悪化がこのような結果を産んだ。

これまでの会談の性格を分類すれば、軍事会談が46件、経済会談が103件、人道的会談が146件、社会文化関連会談が54件開かれた。