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北朝鮮労働党の機関紙の労働新聞は5日「南北対決状態の解消は現実の切迫した要求」という題名の論説を掲載し、「対話と対決、平和と戦争は両立できない」として、南北間の対決状態の解消を促した。

論説では「新年共同社説で明言されたように、我が民族が今年に自主統一の新しい局面を開くためには、何よりも南北間の対決状態を一日も早く解消しなければならない。政治軍事的対決状態を解消するのは、南北関係を改善し、民族的和解と協力を図り、祖国統一を成し遂げるための先次的な要求だ」と主張した。

さらに「対話と対決、平和と戦争は両立されない。今のように南北関係が対話も接触も協力もない対決と戦争接近状態にある限り、朝鮮半島ではいつまでも南北関係が改善されることなく、和解と協力のための努力も成し遂げられず、平和は維持されない」と繰り返し強調した。

「昨年、一触即発の危険千万な情勢の中でも、戦争が抑制され一連の人道主義的事業が進行されたのは、全面的に我々の愛国民族愛の先軍政治と忍耐性のある平和愛好努力の結果だ」と無理な主張も展開している。

共に「南朝鮮の各界層の統一民主勢力は堅く団結し、保守当局の反民族的な外勢との協調を断固として阻止し破綻させ、反共和国対決戦争策動に終止符を打つべきだ」と強弁し、韓国内の葛藤を狙っている。