ここまでくると、軍事力という物理的暴力を背景とした「マフィア」への道を辿っていると言えよう。
「社会に蔓延した不条理と違法行為の余波が軍部隊にまで伝わり、軍幹部は私利私欲を満たすために手段を選ばない」(情報筋)
このようなトラブルは激化しつつあるが、国はこれと言った対策を打ち出せていない。住民からは「人民の生命、財産を保護するべき軍隊が、カネ儲けに目がくらみ、人民を騙している」「こんな軍隊がどうやって国を守るのか」との声が上がっている。
(参考記事:金正恩氏「堪忍袋の緒が切れた」ドロボー兵隊集団に厳罰)